ココペースについて

勉強のニガテな小学生の「やる気ゼロ」を劇的に改善する方法

母
うちの子は、やる気が続かないから、イマイチ成績が伸びない!
先生
先生
実際に私が「子どものやる気を改善し、大幅に成績アップさせてきた方法」をお伝えします!

こんにちは。

COCOPACE講師です。

今回は、実際に私が行い、生徒のやる気を大きく変化させてきた方法をお伝えします!私の生徒の大半は、テストでそれまで半分も取れなかったのに、80〜90点を安定して取れるようになりました。

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あなたがもし、さっぱり分からない問題を解けと言われ、間違え続けて、しかし周りの人はみんなできている…

こんな状況に毎日毎日置かれたら、やる気がなくなりますよね。

もしかすると、勉強のニガテなお子さんにとっては、毎日がこんな状況なのかもしれません。

「ちょっと頑張っただけで、すぐに勉強ができるようになった」ような気にさせてあげると、やる気が劇的に上がる!

勉強に苦手意識を持っている子どもにとって、「勉強することへのモチベーション」とは何でしょうか?勉強が終わった後に友達と遊ぶことや、おやつをもらうこと、でしょうか。

もちろん、それも立派なモチベーションとなるでしょう。

遊びやおやつは「勉強以外のことで得られるモチベーション」ですね。

しかし子どものやる気を持続させるためには、「勉強自体から得られるモチベーション」を与えられるかどうかにかかっていると言っても過言ではありません。

先生
先生
これからお伝えするのは、この「勉強自体から得られるモチベーション」を与えるための方法です!

勉強のやる気改善・秘策①「復習」ではなく「予習」!

母
うちの子は小学校の勉強に全然ついて行けていないから、前の学年の内容からしっかり復習させてあげないと・・・

このように考えて、前の学年の復習ドリルを順番に解かせていくという親御さんが非常に多いですが・・・

先生
先生
そのやり方では、お子さんのやる気を引き出すことはできません!

勉強が苦手なお子さんほど、【復習よりも予習】をさせてあげてください。

なぜなら、【前の学年の復習をさせても、今学校で習っていることがすぐに、劇的に分かるようにはならない】からです。

勉強が著しく苦手なお子さんは、学校の授業で毎日「わからない問題」に囲まれています。

周りの子は、どんどん先生の質問に答えていく。

でも自分は、先生の言っている質問の意味さえ分からない。

恥ずかしい。もうやりたくない。授業も聞きたくない。

このつらい状況を、まずは変えてあげる必要があるのです。

そのためには、学校で次に習う単元を調べ、その単元をマスターするために必要な単元だけを復習した後に、予習をさせてあげる方法が最も効果的です。

通っている学校によって、使用している教科書が異なりますので、まずはお子さんの教科書に載っている教科書会社(東京書籍、学校図書など)を調べ、その教科書会社のHPで「年間指導計画」をチェックしてみてください。

何月に何の単元を勉強するのかが分かるようになっています。

勉強のやる気改善・秘策②ミニテスト

2で紹介した、適切な【予習型の学習計画】を進めるだけで、かなりの効果があがるでしょう。

それに加えて週に1回程度、これから紹介する「ミニテスト」を取り入れてください。

さらなる変化が期待できます。

ミニテストの目的

ミニテストの最大の目的は、「自信をつけさせること」です。

母
学校と同じレベルの応用問題もテストに出さないと意味ないんじゃないの・・・?
先生
先生
それは最初の段階ですることではありません。最初のミニテストは、とにかく「自信をつけさせること」を最優先につくることが大切です!

予習を始めた最初の段階で最も大切なのは、「自信をつけさせること」

予習を始めたからといって、次の日すぐに学校の授業やテストが劇的に分かるようになるわけではありません(先取り学習をしているのだから当たり前ですね)。

そこで、「ミニテスト」を活用して、子どもに「勉強の成果がちゃんと出ているよ!」ということを示してあげる必要があるのです。

ミニテストの作り方

基本的には、先取り学習で行った単元から出題します。

ここで大切なのは、【最低でも、8〜9割は点数が取れるようなテスト構成にすること】です。

前日までの学習の様子を見ていると、「どのような問題が解けて、どのような問題が解けないか」は見当がつくはず。

母
8〜9割も取れるテストにしちゃったら、苦手なところが伸びないんじゃないの・・・?
先生
先生
最初のミニテストの目的は「自信をつけさせること」なので、苦手なところはすっ飛ばしてOKです!

苦手だけど頑張ればできそうな問題は、学校の授業でその内容が出てくるまでにちょっとずつちょっとずつ、克服していきましょう。

それでも出来ない問題は、思いきってカットしてしまいましょう。

実際、私の生徒にも「いくら練習しても、数直線だけがどうしてもできない」というお子さんがいましたが、テストでも8割〜9割をキープし、自信とやる気をなくしてしまうようなことはありませんでした。

小学校のカリキュラムは、学年が上がったときに似た単元の内容が出てくるように構成されていますので、前の学年ではできなかったことが、次の学年になると突然できるようになっていることが少なくありません。

思ったよりも解けていない・・・そんなときは「丸つけの前に見直し」作戦で

母
子どもが解いたプリントが間違いだらけ・・・丸つけで泣き出さないかしら・・・

このような場合には、「丸つけ」の前に「見直し」を一緒にやってあげましょう。

このような声かけになります。

先生
先生
そろそろ○○ちゃんも○年生だから、一緒に見直しの練習をしようか!見直しって、知ってる?

一緒に見直しをしながら、「自分で間違いに気づけた!」という体験を増やしていくのです。

見直しだから、見つかった間違いは、もちろん赤ペンではなく鉛筆で書き直してOK

見直しの段階で間違いが直っているので、丸つけでは気持ちよく花丸をつけてあげられるはずです。

さいごに

いかがでしたか?

予習型の家庭学習を進めると、ほどなくして学校の勉強がわかるようになってくるはずです。

「授業がわかる」ことに気がつき始めると、子どもは、学校の授業をしっかり聞くようになります。

つまりこの段階になると、「家で予習→学校の授業で復習→学校の宿題でさらに復習」というサイクルが出来上がるのです。

ぜひ、試してみてください。

お子さんの「ニガテ」が、少しでも「得意」に変わりますように。

ABOUT ME
Asuka
学習支援塾ココペース代表。 神戸大学発達科学部卒業。中高教員免許一種(音楽)取得。発達障害グレーゾーン(ADHD, ASD, LD)のお子さん、勉強のニガテなお子さんを対象に、学習支援をしています。